ブログBlog

Blog

070-5340-3137

訪問・施術受け付け時間

9:00~18:00

定休日

日曜日

Home > ブログ > 正常発達を知ること

正常発達

正常発達を知ること

生まれてから1年ほどで、人は立って歩くようになります。多くの子どもの場合は…
しかし、何らかの理由で運動の発達が遅れる子ども達がいます。理由は様々ですが、お母さんの気持ちは共通です。『この子はどうなるんだろう…』…とても心配です。検診や病院に行ったら、『遅れていますね…もう少し様子を見てみましょう…』 これだけです、、、これを聞いてお母さんはどう思うのでしょうか?
私が運動発達の遅れたお子さんとお母さんに出会った時に聞きます。『正常発達を知っていますか?説明を受けたことがありますか?』…お母さんはきょとんとしています。多くのお母さん達は正常発達を知りません。

『なぜ、この子の運動発達段階を説明していないのか?』
『生まれた赤ちゃんが歩くまでの運動の発達、出来る運動に順番があって、それぞれの運動の意味と次への繋がりがあること。』
それさえ知っていれば、次に自分の子どもが何が出来ればいいのかが分かります。何が足りてないのかが分かります。次の目標さえ分かっていれば、お母さんはその為に色々と工夫をすることが出来ます。そして、発達が進まなかった時にも…ある意味の覚悟が出来ます。

正常発達を知ることは、単に知識を増やすことではありません。子どもにしてあげれることをお母さんが分かるようになることなのです。

目次

『首が座る』とは?

どうなることが『首が座る』ということなのか?
『首が座っている』とお母さんが思うのは、子どもを抱っこしていて頭を支える必要がなくなった時ですね。また、抱っこして歩いても首がふらつかず首を気にする必要がなくなった時ですね。
これは、正常発達では、3か月半から4か月、子どもがうつ伏せで頭をしっかりと上げていられるようになった頃です。この頃、子どもは頭と背中の上半分をしっかりと支えるだけの腕と背中の力を持っています。だからこそ、お母さんが、子どもの背中の真ん中辺りに手を添えて抱っこするだけで、子どもは背中と頭をまっすぐに保ち、頭をふらつかせずにいられるのです。
首が座りましたね ♪♪
しかし、この頃の子どもは、お尻を抱えるだけの抱っこでは倒れてしまいますよ。まだ背中全体を支えるだけの発達はしていませんから…この抱っこが出来るのは、四つ這いが出来る8か月ごろになってからです。

Q:「うちの子はまだ首が座らなくて…」
A:「うつ伏せで遊ばせてますか?」

シェアするShare

ブログ一覧