人工膝関節の手術
膝関節に痛みがある人で、人工関節に取り替えてしまう手術があります。
この手術を受けた人がリハビリの時に言われることは『手術後のリハビリがしんどい』です。理学療法士から見ると、それほどでもないのですが…
受けた方の思っていたことは、『手術さえすれば痛みが取れて、すぐに楽に歩ける』です。
私は、その方に言います。
手術で取り替えたのは関節だけで筋肉はそのままです。曲がっていた関節を真っ直ぐなものに取り替えたのですから、その変化に筋肉を合わせていかなけらばなりません。努力することは必要ですよ…と
関節痛の多くが、関節の痛みではなく、関節周囲の筋肉が正しく働いていない為に起こっている筋肉痛だと私は思います。
関節が曲がっていて、痛みが出ていたのか?
筋肉が正しく働いていなかってから、痛みが出ていたのか?
どちらなんでしょうね?
先に筋肉を正しく働かしてみたら分かったことですね。どうせ、努力する必要はあったのですから…
変わる為に、努力は必要です。